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講師列伝11 ビックリマンシール風で@リード予備校

2020/07/21

こんにちは、リード予備校の佳山です。

 

 

講師列伝11、今回は私です!

 

 

『講師列伝11』

 

リード予備校 数学科・理科科 佳山 満宏

 

担当校舎:忠節校、大垣駅前校

 

出身大学:大阪大学(学士)、京都大学(修士) 理学修士

 

専攻:分子生物学

 

略歴:大学院卒業後、製薬会社で新規医薬品の研究開発に従事、その後教育業界に

 

 

 

プロに作ってもらった、ビックリマンシール風のキャラクター。

 

横にいるのは、ノルウェージャンフォレストキャットのすずちゃんです。

 

 

最近のすずちゃんの写真も

 

 

 

このプリズムシールの私は、どっからどうみても、50歳手前の感じですが、現在39歳です。いつも年上に見られます。

 

大学の時は同期から「兄さん」、就職してからは先輩社員からも「部長」と呼ばれていました。 新卒で入った会社で、先輩社員から「どちらの会社から来られたんですか?」と言われるほどです。

 

さて、大学院時代の専攻のお話を少し

 

修士論文は、caspase-8の新規機能の解析です。caspase-8はアポトーシスを引き起こす開始因子タンパク質ですが、プログラムされた細胞死のアポトーシス以外に、新たな機能があると予想されていました。細胞死とは反対の細胞のグロース(成長)です。 分子生物学的手法を用いて、caspase-8をm-RNAの段階でノックダウンさせる、sh-RNA技術を用いますと、細胞の成長が止まりました。 caspase-8はプロテアーゼ活性を持ちますので、sh-RNAでノックダウンさせた状態で、プロテアーゼ活性をもつcaspase-8を強制的に発現(違う種のcaspase-8)、プロテアーゼ活性をもたないミュータントタンパク質のcaspase-8を発現させると、プロテアーゼ活性を持つ場合のみ細胞の成長が回復しました。 その後DNAマイクロアッセイなどを用いてcaspase-8ノックダウン時のmRNAの発言量を調べると、ROS(reactive oxygen spieces)いわゆる活性酸素の蓄積が関与している予想がたち、ROS スカベンジャーを投与すると細胞成長が回復するなど発見しました。

 

 

shRNAやCSミュータントタンパク質の強制的な発現は、DNAを合成して、HIVウィルスを改編したレンチウィルスを用いるなど、当時の最先端技術を用いて研究していましたので、かなり刺激的な日々を送っていたように思います。

 

 

担当教授からは、修士論文を作成したときに、あと少しで査読付きの論文だせそうなので、会社努めしながら論文を仕上げてみるかと提案してもらいましたが、先輩に託して論文として世にでました。

 

 

分子生物学の世界では、査読付きの論文を1本だすのに、大学院5年の研究では時間がたらず6年、7年と時間がかかります。 研究テーマが良いこともあり、修士2年で論文手前まで進められたことは、いい経験をしたと思います。

 

 

奨学金返済の教授会では、ある准教授が、博士後期課程に進む人を優先して免除するんではなく、修士2年間の研究内容で判断をすべきだと、私の修士論文で会議が紛糾したそうです。私は修士2年で博士課程には進まず就職することが決まっていたので、おそらく奨学金免除はないなと思っていましたが、内容を認めてくれたんだと感謝しております。ただ、奨学金は免除になりませんでしたが。笑

 

 

朝の6時に研究室に行き、レンチウィルスを作成し、PCR、タンパク質の発現量チェック(ウェスタンブロッディング法)、培養細胞の継代などなど、夜中まで実験することもありました。 京大にはかなり賢い人たちがいますが、この分子生物学の世界は、論理的思考で狙いをつけて実験することが求められます。狙いが間違っていますと、半年1年2年と結果が結びつかないことになりますので、運も必要となってきますが。 成功した人もいますし、実験テーマがとん挫して苦しんでいる人もたくさん見てきました。 研究で身をたてる世界は、最先端の叡智と最先端を解明している自負を得ることはできますが、なかなかのサバイバルな世界でもあります。

 

 

今振り返って、博士後期課程(博士号の取得)を目指す道に進むことを考えますと、憧れと不安でなんともいえませんね。笑

 

 

高校時代は、物理と化学をやっていて、物理が得意でしたが、生命現象の解明をしたいと思い大学院では分子生物学の道を選びました。 将来、どの学部がいいか迷っていたら、ご相談ください。 現在、リード予備校では、オンラインサービスを拡充しているので、他校舎の生徒でも進路相談などもできますので☆

 

 

 

さらに

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